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年間行事予定

アメリカホームステイ・スタディツアー

この井戸から水を飲んだのです。イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」
(新約聖書 ヨハネによる福音書 4章13~14節)

2013年で6回目を迎えるアメリカホームステイ・スタディツアー。雄大な自然に囲まれた米国東部ペンシルベニア州ランカスター。ヘボン博士のふるさとで、温かい伝統的なクリスチャンファミリーに迎えられ、家族の一員として過ごします。英語の勉強、ボランティア活動のほか異文化交流や滞在後半には、ニューヨークでの観光を楽しむプログラムです。明治学院ならではの生涯忘れられない旅となるでしょう。

アメリカホームステイ・スタディツアのイメージ 

実施例

実施日
2012年9月3日~9月20日
場所
アメリカ・ペンシルバニア州ランカスター、ほか
参加者
学生13名 司馬純詩(宗教部長・国際学部教授)
協力
American Home Life International, Inc.
Mustard Seed Ministry

スケジュール例

1日目
ランカスター到着
2日目
LBCカレッジツアー/体験授業
3日目
アーミッシュツアー/英語クラス
4日目
ミュージカル鑑賞/英語クラス
5日目
ランカスターシティツアー/英語クラス
6日目
ホストファミリーデイ
7日目
ホストファミリーデイ
8日目
ワシントンD.C.ツアー
9日目
ボランティア活動/英語クラス
10日目
ボランティア活動/英語クラス
11日目
フィラデルフィアツアー
12日目
ショッピング/パーティー/英語クラス
13日目
ホストファミリーデイ
14日目
ホストファミリーデイ
15日目
ニューヨークへ出発
16日目
ニューヨーク観光
17日目
ニューヨーク出発
18日目
日本帰国

プログラム内容

英語クラス

  • ESL(English as a Second Language)Class
    英語の授業。ゲームをしたり、意見交換したり、先生が気さくに質問してくれるので、和やかな雰囲気の中で授業が進められていきます。
  • LBC(Lancaster Bible College)Class
    現地の大学での体験授業。現地学生と一緒にグループワークで進められ、楽しく意見交換しながら英語を学びます。

アーミッシュツアー

ペンシルベニア州ランカスターにはアーミッシュと呼ばれるキリスト教プロテスタントの一派が住んでいます。彼らは、17世紀の祖先と同じ文化・伝統を守り続け、電気や水道を使用せず、馬車で移動する生活をしています。その移住区を訪ね、新しい価値観に出会います。

ボランティア活動

ボランティア活動は教会から始まったものが多く、このツアーでもボランティア活動を行います。支援物資のパッキングや、介護施設を訪問してお料理やイベントのお手伝いなどをします。

ホストファミリーデイ

ホストファーザー、マザー、家族が企画する日です。遊園地、美術館、ホームパーティなどいろいろ。

観光

  • フィラデルフィアツアー(day trip)
    ペンシルベニア州最大の都市で、独立記念館や自由の鐘のあるアメリカ連邦建国ゆかりの地です。名門ペンシルベニア大学をはじめ多くの大学を抱える学術都市としても有名です。
  • ワシントンD.C.ツアー(day trip)
    アメリカの首都ワシントンD.C.。ホワイトハウスやリンカーン記念館、国会議事堂、スミソニアン博物館群などを観光します。
  • ヘボン博士の足跡をたどる
    ニューヨークへ行く途中、ニュージャージー州のヘボン博士のお墓参りをします。明学生ならではの歴史を訪ねます。
  • ニューヨークツアー(overnight trip)
    ホストファミリーと別れた後、大都会ニューヨークへ移動します。
    ニューヨークでは、完全自由行動なので、観光・観劇・ショッピングなど存分に楽しんでください。

学生の感想

New Jersey
瀧口 沙織(法学部政治学科1年)
※2012年度時点での学年・肩書きで掲載しています。
ニューヨーク・マンハッタンに向かう途中、イースト・オレンジという場所に、ローズデール(バラの咲く谷)墓地があります。そこに明治学院大学の創始者である、ヘボン博士のお墓があります。私たちはそこに向かいました。
とても天気がよく風の気持ちのいい午前中でした。そこにはヘボン先生と、弟のスレーター、妻であるクララ、そして幼くして生涯を終えた3人の子供が眠っていました。他の家族のお墓も当然あったのですが、ヘボン博士のお墓は一際目立っていました。明治学院から贈られた記念碑(英語と日本語で同文が綴られています)があることも理由の一つですが、ヘボン博士のお墓それ自体が、日本風の形をした墓石をしていたのです。
ヘボン先生は、1834年19歳の時に信仰の覚醒を経験した後、1841年に東洋伝道を開始し、1859年、江戸の日本に宣教医師として来日しました。当時の日本は外国人と言うだけで命を狙われる時代でしたが、ヘボン博士はニューヨークでも評判の医師でもあったので、西洋の医療を親身に行っていくことで人々の信頼を得ていきました。ヘボンは日本人の事を「明敏な知性と好奇心をもち、知識、ことに長い間鎖国して交通しなかった外国の知識をむさぼるように求める旺盛な知識欲をもっている…(中略)…彼らの心は何の先入観ももたず、新奇な実益あることならば、喜んで摂取しようとしている」と、とても高く評価していました。また、和英辞書や聖書の日本語訳にも精力を注ぎ、日本への開国の要求は1854年で、それから5年後という激動の時期に、西洋と日本をつなぐ架け橋ともなりました。
医療技術・キリスト教伝道、和英辞典、聖書翻訳、学校・教会設立など多くのことを成し遂げたヘボンは77歳になっていました。彼は日本で眠るために墓地まで買っていましたが、彼も妻のクララも持病がひどく、それには日本の冬はとても厳しかったことでアメリカに帰国しました。暖かいカリフォルニアで冬を越した後、イースト・オレンジに土地と家を買い、その地域の長老として余生を過ごしました。1911年、ヘボンは96歳で亡くなりました。彼は最後まで日本の事を気にかけていたといいます。
全員がお花を供え、引率の先生がお祈りの言葉をおっしゃったあと、そこを去りました。とても穏やかで素晴らしい場所でした。これまで私たちはアーミッシュの馬車が走る町で暮らしたり、教会で授業を受けたり、信仰に基づく慈善事業を行う施設のボランティアに参加することでキリスト教の信念を学ぶことができました。私たちの中にはクリスチャン、ノンクリスチャンどちらもいますが、事前学習でアーミッシュやヘボン博士についての本を読んだ事や、日本人が外国に赴きその場所の風土・宗教観を学ぶというのは、ヘボン博士の行ってきた事に少し通じていると考えています。ローズデールという美しい場所で、17日間という短い宗教を学ぶ旅の締めくくりにふさわしいことを行えました。

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